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7-10 ボールの挙動

「ヒンジアクション」とはインパクトのインターバルにおける両手の制御および操作を表しておる

手の操作とは、すなわちクラブフェースのモーションをコントロールすることなのじゃ

全てのヒンジアクションは、それぞれが採用されるプレーンに密接に関係するのであり、基本的なプレーンに既に搭載されているヒンジアクションが、他の二つのヒンジアクションと現実的にどの程度異なっているのかという度合いをよく注意しながら2-Gをよく勉強することじゃ

次のステップは、G.O.L.F.における全てのヒンジアクションがインクラインドプレーン上で実行されていることを理解することなのであり、その際それらの「真の」基本的なプレーンに対する「真の」関係性を代替することがあってはならぬ

非常に基本的なドリルとしては、全てのヒンジアクションを、まずはクラブを持たずに左腕だけで、それらの通常のプレーンおよびインクラインドプレーン上を、前後に動かし、必ず左手首はフラットおよびバーティカルな状態を保ったまま、インパクトを通じて要求されるフィーリングおよびリズムを習得することじゃ(2-G)

2-D2-G10-10に加え、「基本的なヒンジング」は以下のような見た目上の特徴を持つ

ホリゾンタルヒンジング:フルにロールする

バーティカルヒンジング:まったくロールしない

アングルドヒンジング:ハーフロールする

一方でそれらはフィーリングとしては

ホリゾンタルヒンジング:ロールする

バーティカルヒンジング:逆にロールする

アングルドヒンジング:ロールしない

全てのヒンジアクションのタイプは、マイナーベーシックストロークを使用することで、両手首のみ、両腕のみ、ボディのみの動作で完全に同じ結果を作り出すことが可能じゃが、いすれにせよリズムを作り出すことが必須じゃ(2-G)

また「ロール」を確認するためには「ターン」の感覚を使用することじゃ

また特殊な必要性に応じて、インパクトのために選択されたヒンジアクションを、ストローク全体に応用する(すなわちコンポーネント18番になる)こと、あるいはインパクトに先駆けるあらゆるポイントから開始することも可能じゃ

しかしいずれの方法にせよ、特に他の必要性がない限り、双方向に正しいリズムを保持することが出来なければ正確性は望めないのじゃ

2-Gに則り、三つのリズムについて、ストロークにおいて過剰に、あるいは不十分にターン、ロールの動きを実験的に繰り返し、それらが無意識に発生することがないようにすることは最上のドリルといえるのじゃ

慢性的なフェード、あるいはプッシュの傾向はロールが少なすぎる事に原因があるとも考えられるのであり、慢性的なドロー、もしくはプルの傾向はロールが過剰である事に原因があるとも考えられるのじゃ

上記いずれもターンクラブヘッドトラベル(2-G)によって人工的に緩和することが可能じゃが、ステアリングの原因、あるいは結果としてステアリングを招くことがあるので注意が必要じゃ(3-F-7-A6-B-3-0-1を勉強のこと)

一方、遠心力は、クラブシャフトがたわむことでクラブヘッドが下がる方向に傾ける影響を及ぼすので(2-D)、意図するスイングのスピードが早ければ早いほど、アドレスおよびフィックスにおけるクラブヘッドの位置は高くする必要があるのじゃ

遠心力による「スローアウトアクション」はスインガーにとってクラブフェースの方向性に影響を与えることも留意しておくべきじゃ(6-B-3-0を勉強のこと)

インパクトフィックスポジションにおいてグリップの向きを確認しておくことの重要性は7-8にて議論されておる

通常、全てのヒンジアクションにおいて、左手首は最下点において地面に対してバーティカル(垂直)となることが精密なポジショニングとなるのじゃが、「インパクトで地面に対して垂直である」ことは非常に望ましい同様の効果を全てのボール位置で発揮することが可能じゃ

すなわち、想定したハンドモーションを阻害することなく、クラブフェースの調整によって非常に簡単に代替することができるのじゃ(4-D-110-10)

上記二つの方法は完全に代替可能であるが、グリップを無意識に元に戻してしまう事がある場合、ハンドモーションの大きな阻害要因となるので注意する事じゃ

左手の位置および方向性(4-D-1)はプレーンによって決定されるのであり、クラブシャフトそれ自体ではないのじゃ

ひとつのヒンジアクションについて、常に必ず同じリストポジションからスタートすることであり、それ以外のヒンジアクションを使う場合に即座に同じように適したリストポジションを使用できるようにすることじゃ

また常にプレーンラインに対してクラブフェースがスクエアであるとした場合、アングルドヒンジングを使用した場合はオープン・オープンのターゲットライン、ホリゾンタルヒンジングの場合はクローズ・クローズのターゲットライン、バーティカルヒンジングの場合はスクエア・スクエアのターゲットラインを使用したのと同じ影響を及ぼすのじゃ

左肩、右肘、両手首はいずれもクラブヘッドにヒンジングの効果を発生させることが出来るが、これはクラブヘッドは旋回タイプのヒンジング以上の制御を必要としないためじゃ

一方、フラットレフトリストがもたらすものは、クラブフェースのためのヒンジモーションコントロールなのじゃ

フラットレフトリストはレバーアッセンブリーに搭載されておるものなので、その関係性は一定ではあるが、ベーシックプレーンとの関係性の要求(2-G)により独立した存在であると言えるのじゃ

スケッチ1-Lにあるとおり、ヒンジアクションは角運動から分離する事は出来ないため、正しかろうが曲がっていようが、独立して離れていくことは出来ないのじゃ

うん、特にこの文章は何言ってるのか久々に全然わかんないよ

「ヒンジ」が実際に搭載されておるのは左肩じゃが、実際の制御はそれぞれのヒンジの配置の必要性に応じた位置を取る左手首の動作および保持によって行われておる

このことは、フラットかつバーティカルな左手首がヒンジの動作方向をと真っ直ぐに保持されている、すなわち「ちょうつがいの刃」と同じ向きで動くと言うことであり、これは左腕の動きとは独立しているのじゃが、このアライメントによってのみリズム(2-G)が確保されるのじゃ

ヒンジアクションのコントロールは、インパクトからフォロースルーの終わりまでのみの間に必要とされるものじゃが、当然のことながら、ストロークパターンのリストアクションがこれを追随していた場合においてはその限りではない

この状況下では、左手首、すなわち「ちょうつがいの刃」の向きは、通常ストローク全体を通じて調整されることになる

現実的にはヒンジアクションの方法は五つあり(10-10)、いくつかの方法はより難しいと捉えられるかもしれぬが、全ての方法において等しくクラブフェースのモーションをコンスタントなものにするためのリズムの創出が可能なのであり、これによって三次元インパクトにおけるコンプレッションの漏洩を最小限にすることが出来るのじゃ(2-C-0)

まぁこのヒンジアクションのパートって本当に難読で、それだからなるべく後回しにしてきたんだけど、それで第二章をクリア出来てればもっとハッキリ理解できるかと思ったけれども、やっぱり難しいねー

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Photo by Andrew Redington/Getty Images

上の谷原プロの写真は全英でバンカーの練習してるところなんだけど、プロのバンカーショットはホントに開いたままいっさいロールさせないで抜いてるから、TGM的にはバーティカルヒンジングなんだけど、この辺のグリップでの開き具合とかスタンスとかフォローでの閉じ具合って、日本ではほぼ

「ま、そこは経験的要素が大きい」

みたいになってて、あまり論理的な説明ないんだよね

おいらがもう少し上手ければもっと理解出来るのかもしれないけど、とりあえずなるべく誤訳がないようだけ心がけていつも通り前に進むよ—

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