さてゾーン2 ”両腕”じゃが、このゾーンはゾーン1 "ボディ"のピボットの円運動に、「腕」と「クラブ」を連結させてクラブヘッドのパワー(10-19-0)を発生させるゾーンじゃ。このゾーンでは両腕とクラブで作られたすべてのフォースや動作(パワーパッケージ)が含まれるのじゃが、あくまでもこのゾーンで作られるものはクラブヘッドのパワーじゃ。ボールコントロールではないからの
ゾーン1のピボットとゾーン3のボールコントロールとは全く別個のものと捉えておかないと、「throwing away」という、クラブヘッドをぶん投げてしまうような、やってはいけない動作になってしまうからの(2-G、3-F-6、6-B-1-D、6-E-2)
ゾーン2が司るのは「クラブヘッド」の動きであって、「クラブフェース」を司るのはゾーン3じゃからの。そしてドライバーからパットまで、すべてのクラブのスピードで正しいインパクトを迎えるための幾何学的方向性と各コンポーネントとの関係性の確保を行っておる
まあ結局のところリリースモーション(4-D-0)をマスターできることが必須の前提となるのじゃが
パワーを生み出すためにはローディングというアクションが必要じゃが、これはドライブローディング、ダウンストロークローディング、ドラッグローディングという三つのタイプのいずれかになる(7-19)
ゾーン2は「パワーコンポーネント」じゃ。そして「パワーゴルフ」これもなんとも良い響きじゃのう。皆それはあくまでも「正確性」が担保できての話じゃと思っておるかもしれんが、クラブヘッドのコントロール(パワー)が上達すれば、クラブフェースのコントロール(正確性)も上達するのじゃ
ゾーン3のボールコントロールが上達する為にはゾーン1とゾーン2の習熟が先立って行われる必要があるのじゃ。とはいえ「俺パワーないんだよな」などと悲観することはない。結局のところパワーの技術というものはパワーの「コントロール」のことじゃ(2-M-3)
3-Bではショットを打つ前からのルーティン的なものに触れておるが、最終的にはこれをよくマスターすることじゃ。「こう打つ」と決めたならば後は実行に集中するのみじゃ。しかしこのゾーン2が、ゾーン1やゾーン3とどのように連携して「全体としてのスイング」になるか、またその過程で「補填的動作」や「機能不全」を起こしそうなコンポーネントがないかどうかをしっかりとモニタリングできるようになることが必要じゃ
この感覚はまた、ぎこちなさやぐらつきといった不安要素を取り除き、ソーン3において発揮される「技巧」をバックアップすることにもつながっておる
もしフラットレフトリスト(4-D)、ラグプレッシャー(6-C)、そしてデリバリーライン(2-J-3)のいずれかが機能しない、もしくそのイメージが曖昧であると感じるならば、スイングのルーティンは即座に中止して無意識的に発生する症状をラウンド中に発生させないことが重要じゃ(6-M)
このゾーンではとにかく「方向性」と言ったものは意識してはならんのじゃ。しかし「パワー」が正しく習得されれば、「方向性」も改善され、最終的にはゾーン3の「技巧」に昇華するのじゃ。
というわけでゾーン3に含まれるコンポーネント群は以下じゃ
ゾーン2 両腕:
#1グリップ - 基本
#2グリップ - タイプ
#3ストローク - 基本
#4ストローク - タイプとバリエーション
#8フィックス
#9アドレス
#10ヒンジアクション
#11プレッシャーポイントの組み合わせ
#18左手首のアクション
#19ラグのローディング
#20トリガーのタイプ
#21パワーパッケージアッセンブリーポイント
#22パワーパッケージローディングアクション
また同様に12のセクション順にこのゾーンの行っておる動作をダイアンちゃん画像で紹介しておくからの
(C) The Golfing Machine
こういうねー概要部分って結構退屈なんだけどねー、、、
ここ終われば各コンポーネントの詳細入れるからねー
もう少し待っててねー