さぁやっかいパートのはじまりだよー

なにがやっかいかというと、このパートはTGM的飛球法則についてなんだけど、さすがにこれを図なしで説明するのはムリだと爺も思ったらしくて、1960年代のCADっぽい(?)図を駆使して説明してくれてるんだけど、もう想像つくと思うけど

その図が分かりづらいよー

なのでなるべくおいらも図を自作してやってこうと思うけど限界はあるから勘弁ねー

ついにPhotoshop買ったわー

とはいえ相変わらずエクセルも大活躍だよー

で、TGM的飛球法則の前提として、TGMの考えでは「インパクトさえ良ければ全てよし(逆もまたしかり)」ってのがあって、24のコンポーネントもバリエーションも全部「良いインパクト」のためにあるってことなのねー

で、「良いインパクト」というのは、想定したとおりのボールの飛び方を実現できるインパクトってことで、じゃあボールってそもそもどういう原理で飛ぶのかって説明がこのパートだよー

これ読んでくと「新飛球法則とか言うDプレーンっておかしくね?」ってなるかもしれないけど、そこの議論に入り込むの目的じゃないから、あくまで「TGM的飛球法則」ってことでよろしくー

Table of Contents

2-A 反発弾性(Resilience)

フォースの様々な活用にあたってのボールの反応というものは、望ましい結果を導き出すためにはどのようにフォース(ラインオブコンプレッション)が活用されるべきかを決定する重要な要素なのじゃ

ボールの弾力および反発性(Reslience)は、ボールの反応におけるカギとなる要素じゃ

ゴルフボールというのは、石ころや土くれとはまったく異なる反応をしめすものじゃ

すなわちゴルフボールは、そのインパクトにおいて強烈な変形の圧力にさらされる

実際にはインパクトでボールは、一次的な方向から見た状況をのぞけば、つぶされるのではなく、ゆがんでいるのじゃ - (ボールの素材である)ゴムというのはつぶせないのじゃ

シャボン玉は適切に圧力をかけるとつぶす(その体積を減少させる)事が出来るが、ゴムはそうはいかず、それは圧から逃れて「流れる」のじゃ

ボールはインパクト時にクラブフェースからの圧力を受けて主に二方向に流れるが、実際にはそのどちらでもない第三の方向に反応する

この第三の方向こそ、フォースの圧力(compressing force)の方向なのじゃ

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そしてインパクトを過ぎ、ボールがクラブフェースから離れると、ボールの内部のラバーが逆流し、その強烈な反動のためにボールはもとのコンプレッションポイントの形状を超えて変形する

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この結果発生する「キック」という現象は、ボールの飛び方に影響する非常に大きな要素なのじゃ

インパクトにおける、ロフトのついたクラブ(iclined striker)のフェース上におけるボールの回転が、インパクトによってもたらされるボールの全てのアクションを説明できるわけではなく、とりわけボールのスピンというのはこのロフトのみで発生しているわけではないのじゃ

フォースによって圧力のかかる方向が、正確にボールの中心を貫く方向になっていない限り、ボールにスピンが発生する

そしてこのスピンは、ラインオブコンプレッションと、それと平行かつボールの中心を通る線の二つの線を通る平面の上で回転するのじゃ

んーこの文章たぶんこれで訳あってると思うんだけど、上の図で言うと、どうしてもロフトがある分ボールの下の方を叩くことになって、圧力を加える線であるラインオブコンプレッションはボールの中心とは離れたところになっちゃうと、そのラインオブコンプレッションと、ボールの中心を通る平行線で作られる面の向きにスピンががかかるよと

つまりスクエアに当たれば垂直なスピンしかかからないよってことで、この辺はDプレーンと考え方は同じだよね

ただ弾道計測器とかDプレーンって、インパクトを瞬間でとらえてるんだけど、TGMでは当たってる間のクラブヘッドの速度減少とか、方向変化とか、フェース開閉(ヒンジアクション含む)でボールの飛び方が変わるという余計に面倒くさいことを言い出してて、これがさらにスインガーとヒッターの弾道傾向とか理想的なインパクトとか、とにかく面倒くさい方向に説明が発展していくよー 

念のためTGMのオリジナルの図も貼っておくよー

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