じゃあ本文に入っていくよー
はじめにこの本の英語ってちょっと変態的だから、ケリー爺の変態的語り口調と、それに対するおいらのツッコミという形で展開させてくよー
前書きにかえて ー 本書の内容について
およそゴルファーがタコのような形をした地球外生命体のような形をしていない限り、つまり人の形をしたゴルファーである限り、そこには求め得る「最良のスイング」が存在するのじゃ(本書の第7章、および8章参照)
そのための基本となる「Basic Stroke(基本動作)」が意味するのは「究極何ちゃら打法」のような方法論ではなく、基本的な「幾何学」なのじゃ
誰でも練習すればマキロイのスイング動作をマネすることはできるじゃろう。素人目に見ればそれなりに格好のついた動作をすることは出来るはずじゃ。しかしマキロイと同じようにボールを飛ばせと言われればそれはほぼ不可能じゃろう
重要なことは、ストロークにおける部分部分の動作は相互に関係しているということで、本書の目的のすべてはそれら正しい関係性の達成にあると言って良い
基本動作の理解なくして、それら関係性を理解することは不可能じゃ(3-0参照)
ゴルフストロークにおけるさまざまな関係性を科学的に説明することができるのは幾何学だけじゃ。例えば円と言うのは同一平面上のある点から等距離にある点の集合体と昔習ったじゃろ。つまり幾何学と言うのは複数の存在の関係性の科学なのじゃ。よって、感性からメカニズムを学ぶのではなく、メカニズムをおのれの感性に翻訳するのじゃ
例えばある方向にボールを打ちたいとする。人はそのためにさまざなことを意識するはずじゃ。スタンスの方向、スタンス幅、フェース向き、バックスイングの方向、ヘッドの入れ方などなど。しかしそこまで考えてもやっぱり人はミスをする。さまざなスイングの構成要素の関係性を理解しなければ、うまく打とうとする努力は結果を保証してはくれんのじゃ
狙ったところに打とうとすることは、そのために必要なことをイメージさせる。それらを正しく動作させる方法やその難易度を理解していれば、そのショットの成功率の予測精度も上がれば、代替案もイメージすることが可能じゃ。このようなクラブの動かし方をすれば、悪くともバンカーを避けて花道、良ければグリーンオンという具合じゃな
このように関係性を理解することは、結果として個々のスイング要素を正しく作動させることにつながる。つまりゴルファーはできる限り、個々のスイング要素を達成する方法を、その要素をうまく並べて「狙ったところに打つ方法」に翻訳できるようにならねばならぬ
「究極のスイング」などというものがあると夢想してはならん。何しろ正しい要素の組み合わせだけでも何兆通りもの組み合わせがあるのじゃからのう
はぁー疲れたよー休憩。どうなのこれ日本語として成立してるのこれー?これでも相当わかりやすい言語にしてるつもりなんだけどねー。ちなみにケリー爺は何兆通りって言ってるけど、24のコンポーネントの組み合わせをガチで何通りあるか計算すると
446,512,500,000,000,000通りだってさー。すごいねー
一番最初にうまくせんといかんのは「フラットレフトリスト」じゃ(から竿の法則 2-K参照)。このフラットレフトリストはゴルフの必須事項の一つじゃ(2-0参照)。これなくしては、それ以外のどんな情報も単なる混乱要素にしかならんからのう
この本にはおそらくお主にとって必要のない情報が多くあるはずじゃ。しかしどんなゴルファーにとっても不必要な情報は入っておらん
この本は最終的には各個人がゴルフを単純な物にできるようにできておる。つまり「ただ後ろに振り上げて前に打つ」と言った具合じゃな。プレッシャーのかかる場面でそのようにシンプルに感じてうまく打てるならば本物じゃ
しかしきちんとした根拠や自信や説明もないまま物事を単純化することは厳禁じゃ。「はっときてパッと打つだけなんですよ」と言われても普通はわけわからんからのう。この本は各個人が「これが俺の打ち方だ」というものをいつか手に入れることを助けるものじゃが、一方で「こうやって打てば誰でも300y」というメソッド本ではないからのう
これでだいたい1ページなんだよねー。毎日1ページとして250日くらいで終わるねー。早く図とか写真の多いページこないかなー。参照部分はその番号に記事が出来たらリンクはるねー。
ここまでの話を単純化するとねー、するなって言ってるけどねー
ゴルフでは、個々の要素を理解した上でそれらの関係性を調整することが大事
ってことかなー、まだ前書きの三分の一くらいだよー