ヒップアクションというカテゴリーに含まれるのは、およそ左右のヒップが行えるであろう全てのことがらから、単なる「動き」つまりMotionを差し引いたものじゃ。くどいようじゃが「アクション」と言うからには作用の対象となる相手がある場合じゃからの
ヒップアクションが行う具体的なはたらき、つまり作用の相手じゃが、左右の肩を導いて、さまざまなバリーエーションやコンビネーションのなかで後ろや下方にそれらを引っ張るということじゃ。これは非常に価値のある活動なのじゃ
この文章ちょっと気になるのは、たしかに「Shoulders」と複数形になってるから、「両肩」に影響を与えるというふうに取らざるを得ないのだけど、右肩はわかるけど左肩の話ってソーン1で初めて出てきた気がするんだよねー。で左肩がバックストロークで後ろに引っ張られる動きもヒップアクションの影響ってことなのかねー
ダウンストロークにおけるショルダーターンを両ヒップの動作からスタートする場合、ショルダーターンがどのような方向に行われるにせよ、それはウェートシフトと、右のヒップをクリアーにしておくことをながいしろにするのは難しい(2-N、7-3)
これも難解な文章だけど、ヒップの方向転換からショルダーターンを行うのではなくて(そうするとアウトサイドインになりやすいとこれまで言ってきた)、ヒップのスライドから始めるということを言ってるのであれば納得は出来るよー
アークオブアプローチ(2-J-3)を使用するスインガーにとって、このヒップによるショルダーターンの発動は、ヒップによる右肩の「スローイング」として実行される(10-19-C)
もう完全に何言ってるかわかんないけどねー、2-J-3ってのは、ダウンスイング中のヘッドの動き、ってそれは残像のように線を形成するんだけど、スインガーの場合はその残像がアーク(円弧)状に見えるんだということを言ってるねー
でもって10-19-Cというのは、スインガーがクラブを前方に長く引きずるように「持っていく」動きを表した「ドラッグローディング」という手法についてのことで、これはスインガーにとっては重要なテクニックだみたいなことが書いてあるから、いずれにせよ「いいこと」あるいは「効果」について言及してると思うよー
ヒップアクションはあくまで「偶発」するものであってはならんのじゃ
ピボットのすべてのコンポーネント群は、連続性と相互のコンポーネントの可動域を確保した状態を継続するために、非常に慎重にタイミングおよび動作の順番を組み上げたものでなければならぬ
従い、ヒップアクションが意図せずに省略されるようなことがあれば、ストロークの「感覚」やピボットの連続性そのものを崩壊させてしまうことになるのじゃ(6-B-3-0 ピボットリズム参照)
なんとなくニュアンスだけどねー、ヒップアクションの完成度はスインガーにとって特に重要ということを言ってる気がするよねー
そしてゾーン1で初めて「リズム」って言葉が出てきたけどねー、思い出さないとなのは、「3つの本質」って「頭部の安定」「バランス」「リズム」なんだけどー
どうもこの「本質」部分ってゾーン1で作られてるっぽいというか、ほぼ同義語なのかもしれないねー
スインガーの場合は特に、左腕を振り子みたいに使って遠心力を出そうとするから、軸やバランスやリズムが適当だとほぼ悪い結果を生むストロークになりそうだよねー
逆にゾーン1がしっかりしてれば、その土台の上に他のコンポーネントを盛っていくのも簡単になりそうな気がするよねー
「とりあえず初心者には思い切りフルスイングさせることから始める」っていう方針のコーチもいるけどー、それで態勢崩さないで振れることがまずもって本質的で基本なんだって考えると正しいアプローチな気もするねー
当たらないと痛すぎてゴルフやめちゃうかもだけどねー