ヒップアクションのバリエーションは、その度合いに関係なく、ヒップアクションがどの方向にショルダーターンを発動させるかによって決まるのじゃ
Table of Contents
10-15-A スタンダード
両方のヒップが、両方の肩を、前後双方に引っ張るアクションじゃ
(C) The Golfing Machine
10-15-B ディレイド
このパターンでは、バックストロークにおいて両肩がヒップターンを主導し、パワーを与えるか、少なくとも主導する。そして切り返しからは、今度はヒップがダウンストロークのショルダーターンを主導し、パワーを与える。オーバースイングを防ぐのにとても有効な方法じゃよ
コツは、ヒップをあらかじめ決めておいた分だけ回したら(その分量はゼロでも良いが)、そこでヒップを気持ち「ロック」して、バックストロークでヒップが肩やクラブに引っ張られるような状況を作ることじゃ
こういう感じで回すと、なんかしっかり腰が捻転してオーバースイングもしないで済みそうな感じがするねー
このディレイドヒップアクションは「右のお尻をクリアーしておく」ことを前後双方に確実に行う唯一のバリエーションじゃ(2-N-0)。したがってダウンストロークでも、ヒップアクションはダウンが始まるまでディレイ(遅れる)しなければならないということじゃ
(C) The Golfing Machine
10-15-C ショート
これは「ディレイド」の逆転バージョンじゃな。すなわちヒップがバックストロークのショルダーターンにパワーを与え、ダウンストロークでは両肩がダウンストロークのアクションを主導するというものじゃ
(C) The Golfing Machine
10-15-D ゼロ
このパターンは、もしヒップターンの量がゼロでなければ、パターンAのスタンダードとほぼ同じ形になるのじゃ。多くの場合、両肩がストロークを主導する際、ヒップがかすかに吊り上げられるような感覚が前後双方に発生するはずじゃ。
このモーションではヒップターンしか発生していないということじゃが、つまりいずれの方向にもヒップの動きが両肩の動きに「作用」を発生させない場合に適用されるものじゃ
(C) The Golfing Machine
よく「手であげない」っていうけどねー、じゃあ何であげんだよってことに対する回答はー
肩とケツ
ってことみたいだねー
でもって肩も、どうやら基本的には右肩が主導っぽいんだよねー
おいらテニスやってたからねー、フォアハンドの要領でラケット持ってない左肩を正拳突きするみたいに入れるイメージでバックストロークしてたんだけどー、ルーク・ドナルドも「左肩がしっかりアゴの下に入っていることを確認する」って言ってたしねー
でもおいらのコーチ右主導にした方がいいって言うんで直してるんだけどー、そっちの方がしっかり回しやすいんだよねー
テニスでもスライス(片手バックハンド)打つ時って、ラケット持ってる手の反対側の手で引いた方がしっかり入りやすいんだよねー
つまり左右逆だけどレフティでテニスのスライス打つような感じでテークバックすると、右肩とお尻でテークバックしてるような感じになるのかなー
左右逆だから難しいよー
ちなみにヒップターンとヒップアクションのケリー爺推奨の組み合わせは、ヒッターとスインガー共通でスライド(10-14-B)とディレイド(10-15-B)の組み合わせだよー