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6-C-2-B 角加速度 (Angurlar Acceleration)
クラブヘッドが「追い越していく」スピードというものは、角運動量保存の法則によって支配されておる
おいら高校の物理と数学は赤点だよー
でも一応調べてみると−、まあなんかウィキペディアとかで見てみるとー、あんまり良くわかんないけど、たぶん下の写真みたいな脚を伸ばした状態でスピン始めてー
下の写真みたいに回転軸と回転体の重心が近くなるとー
スピンの速度って速くなるよねーたぶん
要は軸の回転のチカラが同じならば、その回転で回される物体が遠くなればなるほど回転のスピードは遅くなって、近くなればなるほど回転の速度は上がるって話みたい
よってなんらかの理由でスイング半径が大きくなることによって質量が増すと言うことは、(軸側である)両手の回転速度を減速させることになるので、パワーパッケージによる「押し込み(6-B-1)」あるいはスローアウトアクション(2-K)のサポートが得られなければ、クラブヘッドスピードの大幅な減速につながってしまうのじゃ
よって、(逆に言えば)クラブヘッドラグを感知することによって、プライマリーレバーアッセンブリーがどの程度のサポートを行うべきかを計測することができるのじゃ
厳密に言えば、実際のクラブヘッドスピードの変化に関係なく、
質量(クラブヘッドの重心からの距離)X クラブヘッド速度 が増加すると言うことは、「加速をした」ことになるのじゃ
運動力学では一般に(質量ではなく)速度の方に重きを置いておるし、ボールとクラブヘッドの重量比が変化できる割合というのもそれほど大きくないはずじゃ
まぁ物理赤点のおいらには厳しいけれどもー、わかったことを整理するとー
(1) ヘッドをリリースに向けて振り出していくと(回転軸からヘッドが遠ざかっていくと)、そのままでは回転の速度は減速するチカラが加わる
(2) よってクラブはそのままでも身体(軸)を追い越していくように出来ている
(3) その際ヘッドを減速させないためにはパワーパッケージで加速を加える必要がある
(4) どの程度加速させるのが適当なのかはクラブヘッドラグから感知する
まぁそんなこと意識してやれるのかねーって思うけど、要は正しくクラブヘッドラグを感じられるようになることが大事だよってことでとりあえず進もう(こればっか)
6-C-2-C インパクトクッション
事前にストレスのかかったクラブシャフトは、インパクトにおいてボールの重量が加わることに抵抗することができるのじゃ
逆に言えばストレスのかかっていないシャフトというものは、インパクトにおいてボールの重量をクッションしてしまうのじゃ(2-M-1)
これねー、ストレスがかかってるって言うけど、単純に「しなり」が発生してるってことだとすると、しなりはヘッドの「速度」か「方向」が変化しないと発生しないから、グリップからヘッド等速で運動してる(しなりのない)ヘッドスピード40m/sと、20m/sから50m/sに加速途中(しなってる)のヘッドスピード40m/sとでは、後者の方が強いボール打てるってことで、たぶんこれっていわゆるミート率の大きな要因だと思うから、「ミート率が悪い」のって「真ん中に当たってない」ってことだけではないってことになるよねー。ん?ってことはクラブヘッドラグの扱いに習熟すれば多少芯外しても飛距離が落ちにくいって事もあるはずだよねー
クラブヘッドラグレッシャーは、結果として発生している速度に関係なく基本的には一定であり続けるのじゃ
プレッシャーポイント#1と#3はいずれもアキュムレーター#1の産物じゃ
え?そうなの?プレッシャーポイント#3って第三アキュムレーターの産物じゃないの?ってことはターンとロールって右腕の伸ばしの結果って事なんだねー。左手首で返してくんじゃないって事なんだねー。まぁたしかにプレッシャーポイント#3って右手にあるんだけど
6-C-2-D ラグのロス
クラブシャフトの持つ柔軟性のみよって発生するクラブヘッドラグというのは、あるにはあるのじゃが、有効性はわずかじゃ
このシャフトのフレックスで飛ばそうとする方法はしばしばクラブヘッドスローアウェイ(ヘッドの制御が出来ない状態)におちいることを引き起こす。またシャフトが硬いほどこの方法によって得られる利益は少ない
オーバーアクセラレイションは、全ての有効なラグあるいはドラッグの効果を台無しにする脅威なのじゃ。インパクトの前に両手のスピードが最大に達してしまうことによってラグを消し去ってしまう。
ストロークの長さ、あるいは押し込みの量というものは「強く押し込み、低い速度」を維持したインパクトに向けて調整あるいはバランスを保ったモノでなければならぬ
「素早さ」よりは「重さ」のあるインパクトを心がける事じゃ。優美なものは時として恐ろしいパワーを秘めておる
6-C-2-E グリップのタイプとラグ
このクラブヘッドラグローディングの技術は、ゾーン#2におけるグリップのタイプの活用に併せて最初に習得すべきものじゃ。まずはもっとも単純なシングルバレルストロークで習慣的に行えるようになるまで練習する事じゃ。それより複雑なことを先に進めようとすると、アドレスポジションインパクトの悲劇を迎えることになりかねん
シングルバレルストロークというのは、アキュムレーターを一個しか使わないストロークの事で、現実的にはアキュムレーター#1か#4だけ、つまりコック(#2)やターン(#3)を使わないでストロークするやり方だねー
「アドレスポジションインパクトの悲劇」がナゾだけど、ラグが正しく使えるようになると、たぶんボールを打ちに行かなくて済むから、「打ち抜く」感覚、つまり例の「Sustain The Lag」状態になるってことの反対じゃないかなーと勝手に想像するよー
一瞬たりとも、正しいローディングの習慣を別のモノで代替しようなどと考えてはならぬ。この技術が損なわれた先には何も待ってはおらぬからのう
また2-F、7-23、9-2にもしっかりと固執して鍛錬を積むことじゃ
ここまでで爺が「ゴルフの秘訣」と言い切るクラブヘッドラグローディングの説明終わりなんだけど、毎度の事ながらおいらのゴルフが下手すぎてあんまり「そうそうそれそれ!」って感じにならないんだけどー、爺が言ってることを超単純化したおいらのイメージは
なんか築地市場の映像とかでたまに出てくる、こういうカギのついた棒で凍ったマグロひきずってくやつってあるじゃない
後ろにいるマグロを引っかけて、前に滑らせて放り出すみたいな
なんかそういう動作のイメージがまとわりつくんだけど
全然伝わらないと思うけどごめんね