まず角運動って言葉だけど、カクカクした運動じゃなくって円運動のことだよー
で、角運動量(Angular Momentum)ってのは、角運動の大きさをあらわしたものだけど、要は円運動の半径が大きくなるほど、円運動している物体の質量が大きいほど、角速度が速いほど角運動量は大きくなるよー
角速度は一定の時間に円運動がどのくらい進むかを角度であらわしたもので、例えば時計の長い方の針は一時間に一周するから、角速度は360°/1hだといえるよー
で、この角運動量って外部からチカラが加わらないかぎり保存されるから、同じ角運動量を持つ物体の、例えば半径が突然小さくなると、角速度があがるというような現象が発生するよー
ゴルフの場合は逆で、ダウン開始の時点で右腕を曲げておいて半径を小さくして角速度を稼いでから、インパクトに向けて右腕を伸ばして半径を大きくすることで(角速度を減らして)ヘッドスピードを上げるという運動を(無意識に)やってるよー
ウィキペディアみるといろんな数式やら公式が出てくるけど、アタマ痛くなるから上の事が何となく理解出来ればそれで充分というか、上の話で「あーだいたいわかった」ってならない人はウィキペディア見てもたぶんわからないよー
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2-H オンプレーンに加速をするということ
しばしば議論のもととなることじゃが、ゴルフにおいて完全な円運動を行う事は、その円運動の中心(とはターンする肩なのじゃが)が動いてしまうために、実質的に不可能であるということじゃ
しかしインパクトにおけるコンプレッションポイントをできる限り長く線上に保つためには、両レバーアッセンブリーの回転の中心がインパクトの間に出来るだけ円状に動くことが必要であり、また水平方向、垂直方向双方の円運動の中心が正しく連動している事が必要となるのじゃ
方向性のコントロールを静的なものにするためには、それぞれの円運動の中心が円状に動くことが必要であり、とはつまり、ショルダーターンの円周のことを指しておるのじゃ
背骨というものは、ここで言う背骨とは両肩の間にあるものを指しておるが、これはショルダーターンの中心であるのみであり、左腕の中心ではないのじゃ(左腕を伸ばして身体との距離を完全に一定に保ったままスイング半径を維持してストロークをするような特殊な振り方をすれば別じゃが)
現実には手首から、左肩から、右肘から、もしくは腰、両脚からスイングをするなどの動きのなかであまりにも多くの例外的要素が発生しておるのじゃ
「アタマ」がピボットの中心になっておることが望ましいが、それが「必須」であることはない
何が重要かと言えば、全てのコンポーネントの真のスイングの中心は、一端は「静的な頭部(Stationary Head)」の最上部、そしてもう一端は両脚の完全にど真ん中に位置する地面とした、ヒンジピンの付近に存在するという事じゃ
これらはストローク中のボディの位置や状態に関わらず守られるべきものじゃ
ここは軸がぶれないの代名詞であるスヒンスイングのベクQさん(Baek Kyu Jung)にご登場いただくよー
上のオレンジの線が、全てのコンポーネントの中心って言ってるけど、これがまさに角速度のことを言ってると思うのねー
つまりストローク中における各コンポーネントの進行度は、上のオレンジの軸を中心とした角運動の角速度(RPM)と同じになるって自分で書いてて伝わらないだろうなって思うけどとりあえず書いとくよー
右肩のモーションをオンプレーンに行うには、軸となる背骨が傾いていることが必要じゃ(7-14)
この右肩のターンのモーションを正しく行うと言うことについては、左肩は何の役にも立たないのじゃ
ショルダーターンの制御は幾何学的には右肩のみが基準となりうるのであって、左肩でもって右肩をコントロールするというガイドラインは存在しないのじゃ
なんか難しいけど、ということはダウンストロークで左肩が先導的な役割を果たすという意識は存在しないということだよねー
パワーパッケージ(ゾーン2)とピボット(ゾーン1)の双方のパーツとして存在する右肩は、それ故に限りなく精密な押し込み、スピード、方向、距離を伴って動かなければならず、それによってパワーパッケージとピボットの調和が可能となるのじゃ(7-13)
よって右肩が不用意にバタついた動作になることは、その多方面におよぶ責任のために決して許されることはないのじゃ
右肩のインパクト時の位置については、インパクト時に右肘がどの程度曲がっているかによって変化するが、このためインパクト時のクラブフェースの向きにも影響を及ぼす可能性が高い(6-E、7-23)
また、インパクト時の右肩の位置の変化は、インパクトにおける左肩の位置にも直接的に影響を与えるので、結果としてレバーアッセンブリーの半径、ストロークの最下点の位置、またアングルオブアプローチ(2-N)にも影響を与えるのじゃ
バックストロークにおいて、長いショルダーターンをとるのはアークオブアプローチの手法であり、短いショルダーターンをとるのはアングルオブアプローチの方法となる(2-J-3)
従い、もしショルダーターンが大きすぎるために、本来のアングルオブアプローチ(2-J-3)よりもインサイドに両手が位置することになった場合は、アークオブアプローチのデリバリーラインをシフトさせて「右のヒップをクリヤーにする」ことをしなければならぬのじゃ
さもないと意図せぬプルショットが発生するか、最悪の場合はシャンクを発動する
あるいは三次元インパクトのためのそれぞれの方向の相関性が失われ、コンプレッションの漏れ(2-C-0)を引き起こすか、いずれにせよ看過出来ないレベルの問題が発生するのじゃ
ショルダーターンが後方に引っ張られるにつれ、それはダウンストロークで下方に向かう傾向が強くなるが、それはローディングにおける特徴に変化が発生するからじゃ(コンポーネント11、19、22)
まぁ、良いプレーンでクラブ振るには右肩の位置が大事ってことだねー(雑)