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Table of Contents
10-24-0 概要
パワーパッケージリリースはリリースのタイプおよびリリースのポイントのコンビネーションを基準として分類されておる
三つのリリースポイント、すなわち「スウィープ」「ランダム」「スナップ」と、二つのリリースタイプ、すなわち「オートマチック」と「ノンオートマチック」の組み合わせで六つのコンビネーションが存在するのじゃ
また全てのリリースのバリエーションは、スインガー、ヒッター双方の方法(10-19)に対して有効じゃ
全てのリリースはアングルオブアプローチの要件(2-N)に準じており、スナップリリースのバリエーションは、いずれか、あるいは双方がリリースのモーションとして分類されることが可能じゃ(4-D-0)
10-24-A フルスウィープリリース
この方法ではスタートダウンにおいて、手、もしくは右前腕のスロー(10-20)によってリリースをトリガーするのであり、ノンオートマチックのタイプと言えるのじゃ
使用される全てのアキュムレーター群はゆっくりと、また一定のペースで伸長され、クラブヘッドもまた2-Nの通り、ゆっくりと、また一定のペースでインパクトを通して加速されるのじゃ(6-C-2-Bも参照のこと)
10-24-B ノンオートマチックランダムスウィープ
この方法が上記の"A"と異なっておるのは、意図した操作によるリリース(ノンオートマチックトリガー)が、ダウンストロークがある特定のポイントに到達するまで遅れさせられる点じゃ
10-24-C オートマチックランダムスウィープ
この方法が上記の"B"と異なっておるのは、ノンオートマチックトリガーにおいて使用される意図した筋肉の伸長の代わりに、オートマチックなトリガーのタイプおよびコンビネーションが使用されておる点のみじゃ
通常は「エイミングポイント(6-E-2)」を使用する
10-24-D ノンオートマチックスナップリリース
この方法では、リリースのトリガーを行うタイミングをできる限り遅らせるのじゃが、それでいて意図したノンオートマチックのトリガータイプの操作を、インパクトにおける的確な両手の位置および状態に到達できるように実行するための充分な時間を確保したものでなければならないのじゃ
強く、意図して、ムチを扱うようなモーションとなるのじゃ
10-24-E オートマチックスナップリリース
この方法ではスナップリリース(6-N-0)を通してラグプレッシャーポイントを送りだすような動作となるが、その際あたかも一切リリースを行わないような感覚となるのじゃ
このアクションの実行にあたっては「エイミングポイントコンセプト(6-E-2)」の使用をしておる場合のみ可能じゃ
極めて精密なインパクトのコントロールが可能であり、強い、オートマチックにムチをしばくような動作を想像することがこの方法を理解するのに最も効果的じゃ(関連して2-P、6-B-2-0、10-11-3-0を参照のこと)
もう一個「フリップリリース」ってバリエーションがあって、これ2ページに渡る長い説明だからここで一回切るけどねー、このパート見てて思うことは、世の中には
「手は何もしません」とか「前倒し」とか(「後ろ倒し」ってのもあるみたい)「パッシブトルク」とか「落とすように」とかいろんなダウンストロークに関する表現があって、もうほとんどカオスになっててどれが正しいのかさっぱりわからないんだけど
たぶん全部正しいんだろうなー
ってことでねー、ただ問題なのは「前倒し(たぶんノンオートマチック)」がしっくり来る人にとって、その人のコーチが「オートマチック」派のディレイドリリースな人だったらたぶん全然会話かみ合わないと思うし、実際研修生の人でそういう状況で混乱してるって人の話きいたことあるしー
つくづく「唯一絶対の正しい方法」ってものの存在を信じない方がいいんだろうなーってことだねー
自分の中でしっくりくる方法を見つけて、それと同じような方向性の上級者に師事するのが一番いいと思うけどねー、まぁ現実的には簡単じゃないんだろうねー