フットアクションはボディゾーンで発生するアクションを受け止めるという点で非常に重要なのじゃ
まずヒップターンによりウェートシフトが発生するが、これをニーアクションが受け止めることで軸の安定をもたらし、さらにはそこで発生する圧力を足のウラが受け止めることでローディングが発生する仕組みじゃ
Loadingって言葉なんだけどねーこれやっかいでねー、TGMの別のパートでストロークの流れを説明するときに
Accumulate (蓄積する?)→Load (装填する?)→Store(在庫する?)→Deliver(送る、明け渡す?)→Release(放つ) っていう順番だってんだけどねー
日本語にすると蓄積、装填、在庫とかってかなり似たような意味なんだよねー
Loadには単に負荷をかけるって意味もあるから、ここでの論旨としては「ゾーン1のアクションは最終的に足の裏で受け止めるんだ」ってことでたぶんいいと思うよー
余談だけどベン・ホーガンもねー(モダン・ゴルフかパワーゴルフか忘れたけどねー)
「俺はな、ここ一番飛ばしてやろうってときはな、アドレスのときに右足の土踏まずのあたりを地面にめり込ませるような特殊な動作をするんだ。これが飛ばしの秘訣ってやつなんだよ。へっへっへ」
って言ってたからねー
このローディングは、脚の内側から外側の間をシフトすることは構わんのじゃが、そのエッジを超えてロールするようなことがあってはならんのじゃ
何度も使って悪いけど、この画像の右足みたいな感じだと過度にロールしてるってことでいいと思うよー
またウェートの大半は、かかとにかかるのじゃ。そして足の裏をロールさせるように力がかかるよりは、かかとの上でターンをするように力がかかったほうが望ましいのじゃ
アドレス時におけるローディングも、前後にウェートがシフト出来てしまうような形ではなく、両足のかかとの間をシフトするような感じのほうがよい。つま先は瞬間的には持ち上げられるくらいでよい
これベン・ホーガンもねー
「アドレス時の体重はお前らが思ってるよりだいぶかかと寄りでいいんだ。俺なんてお望みならアドレス状態で靴の中の足の指先を持ち上げることだって出来るぜ」
って言ってるのどっかで見たよー
またな、かかとというのは持ち上げるということはあってはならんのじゃ。引っ張り上げられるということはあってもな。むしろかかとは地面から離れなければならない理由は特にないのじゃ。その事自体に何の効果もないからの
バックストロークが、足が負荷を受け止めることによって終了し、その緊張感を保ったままダウンストロークからインパクトを迎えることを「足からスイングする」という
そしてこの方法はスイング半径の最大化をもたらすのじゃ
これ読むとねー、よくある「欧米(韓国)風スイングはみんなベタ足」みたいな話を思い出すんだけどねー
マキロイと石川遼くんの比較だけどー、たしかにマキロイはインパクトでもフィニッシュでもベタ足で美しいけどー、
ジョーダンスピースとかこんなんなっちゃってるしねー
バッバ・ワトソンとかポロシャツのボタン一番上まで留めてるしねー両足で跳び上がりながらかかと浮かせて打ってるしねー
一概に欧米とか日本とか体格とか性別とかでどれがベストとは言い難いと思うのねー
「二重振り子と3Dインパクト」にあるけど、ストロークって後ろから前、上から下、内から外に行うわけで、その三方向のパーセンテージによっても変わるんじゃないかと思うのねー
例えばバッバ・ワトソンって、妙なテークバックだけど意外とスタンス狭めで、190cmの身長活かして「上から下に」を多めに使うと、下方向にものすごい遠心力+重力みたいのがかかってくるわけで、作用反作用で下半身は両足でしっかり受け止めるというか、ジャンプするみたいな動きに見えると思うのねー。そうすると前後方向のピボットが減少してベタ足(ってジャンプしてるけど)っぽくなると思うしー
ジョーダン・スピースはテークバックはすごくコンパクトで、後ろから前ってよりは「前っ!」って感じで絶対に引っ掛けないように打とうとしてるように見えるしねー
つまりゾーン1に何を求めるかによっても変わってくると思うんだよねー
だから大事なことは、両足(特に足のウラ)の役割はゾーン1の動きをしっかりと受け止めて、想定したスイングに向けてパワーロスを起こさせないようにバランスを確保するってことだと思うよー
間違いないのは、トップで後方の足がめくれちゃうのはたぶんロスってことかなー