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リストポジション(個別)

ゾーン2の両腕、つまりパワーを制御する各コンポーネントの説明に移る前に、手首のポジションとその組み合わせについての定義をしていくぞい

ゴルフクラブを上手に扱う「鍵」となるのは、「教育された両手(Educated Hands)」じゃ

プレイヤーはこれを確実に習得し、鍛錬を継続し、無意識に正確な動作ができるようにし、常に監視を怠らない状態にせねばならぬ。そしてクラブヘッドラグプレッシャーポイント(6-C)を通じて、両手とクラブヘッドが双方向にコミュニケーションできるよう、意識した両手の操作を行わなければならぬ(5-0)

本章、「リストポジション(個別)」はその学位取得に向けての最初のステップじゃ
そしてこれ以降、練習であれラウンドであれ、すべてのストロークは常に「テスト」なのだということを意識してほしい

実際ゴルフストロークにおけるミスは、両手の状態もしくはその扱いかたが原因となっておることがほとんどなのじゃ。しっかりとしたグリップと柔軟な手首の両立に向けてすべてのリストポジション、そしてその動きをしっかり握りしめた状態と同時に開いた手の状態でも確認練習をおこなっていくことじゃ(2-F2-M-27-1)

リストモーションの三つの基本的な動作は以下のように定義される

4-A Horizontal (水平方向) ベントとアーチ(クラブシャフト) グリップモーション

4-B Perpendicular(垂直方向) コックとアンコック(クラブヘッド) リストモーション

4-C Rotational(旋回方向) ターンとロール(クラブフェース) ハンドモーション

ストロークにおける手の状態を個別に定義するには、上記のような言葉を使っていくのが最も正確かつ応用性があるのじゃ。そしてそれぞれのセンターポジションは以下のように定義しておる

4-A ベント フラット アーチ

4-B コック レベル アンコック

4-C ターン バーティカル ロール

バックストロークの最中にフェースが飛球線に対して開いていく動きは「ターン(Turning)」じゃが「ターンし切った状態(Turned)」とは違うからの。また同様に、ダウンストロークでフェースが閉じて行く動きは「ロール(Rolling)」じゃが、「ロールし切った状態(Rolled)」とは異なるからの

そしてターンでもロールでも、単に左手首がバーティカルな状態から離れていくことを「スィヴェル(旋回)」という。でこれはヒンジアクションとは異なるからの。ヒンジアクションは左肩の動作じゃからその辺りの関係性については7-20を参照じゃ

もう完全に勉強的になってきたけどねー

この辺りの単語の意味覚えておかないとこっから先が相当しんどくなるからねー

もちろんリンクとか貼って戻って確認できるようにはするつもりなんだけどー

でケリー爺はひたすら「手の教育が大事」ってことを言い続けているのねー

「上半身は何もしません。ただ下半身が回るだけで打てます(by 中井学)」
とかいうのは相当「手が教育されきった」状態で発動する現象だと思うけどー、ケリー爺も同じこと言ってて

「本来フォークでフライドポテトを突き刺して口に運ぶというのは、それぞれの距離や位置関係上そんなに簡単な動作ではない。だがほとんどの人間は見てなくても目にフォークを突き刺したりはしないじゃろ。手というのは一度覚えたことは相当正確にやってくれる非常に鍛錬のしがいがある機関なのじゃよ」

らしいよー

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