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6-B-4-0 第四パワーアキュムレーター
左腕と両肩のラインの間に出来る角度が第四パワーアキュムレーターを形作るのじゃ
いわゆる「まっすぐな状態」、つまりこのアキュムレーターの蓄積度がゼロになった状態は、左腕と両肩のラインがまっすぐになった状態という事じゃな
まっすぐになった状態(左右逆)
イチローは一度第四アキュムレーターがゼロになった状態をしっかり確認して(多分脱力させて)から構えに入るんじゃないかなー
このアキュムレーターは単体として機能するだけでなく、右肘の「手綱」として第三アキュムレーターのトリガーとしても機能するのじゃが、これは非常に重要なことで、従ってこのアキュムレーターは「アキュムレーターのアキュムレーター」もしくは「マスターアキュムレーター」とでも言うべきものじゃ(2-M-4も参照のこと)
第四のアキュムレーターとして、このアキュムレーターはショルダーターンによる押し込みによって、ダウンストロークの初期に、インパクトに向けてレバーアッセンブリーを投げ出していく際に、ピボット(ボディ)のパワーを加速に転換する機能を持つのじゃ(7-13)
もう一つのインパクトパワーに対する貢献と言うことで言えば、これは幾何学的に言える事じゃが、クラブと両足、つまりもっとも離れた身体の部分をリンクさせるための一番の機能であり、これによりスイング半径を最大化するためのパワートレーンとして機能するという事じゃ
「左腕のパワー」も、どのような形であれ、あるいは強さであれ、それも第四アキュムレーターの動作として認識してよい
別の言い方をすればこの「左腕のパワー」なるものは、遠心力を生み出すために必要な円運動のアクションを導くためのピボットの代わりとして機能するのじゃ
このあたり解釈が難しいのだけど、ピボット(身体の回転)の量とストロークの大きさが常に同じであるなら、第四アキュムレーターを使わないで、つまり左腕は常に身体の真正面に固定されていてショットは打てるはずだし、そういう意識の仕方もあるだろうと思うのだけどー、やっぱりフルショットでは誰でもトップでは左腕と両肩のラインの角度は狭まるだろうしー、50cmのパットではピボットってそんなに意識して使わないだろうしー、そういう時に左肩からぶら下がってる左腕が独立して円運動を行うことで、ピボットによって得られる効果を代替することが出来ると言うことだと思うよー
って自分で書いてて難解な日本語で解説になってないかもだけどー
6-B-4-A 最大出力
このアキュムレーターの出力を最大にする方法は、プレッシャーポイント#4を7-19の要領で正しく使い、オンプレーンショルダーターンによる押し込みを行う事と、スイング半径を最大に保つ事じゃ
7-19は「ラグローディング」の説明なんだけど、ここに書いてあることですごく面白いというか、おいら自信「目からウロコ」だった記述は、「正しくラグがローディングされるほど、クラブヘッドの慣性による重みはどっしりとしたものになる」みたいなことが書かれてるのねー。あんまりビヨンビヨン振動するクラブヘッドと戦わないで、「ずるっと」振れる状態が正しいラグローディングの状態だというのねー。だからたぶんストロークって「ふんっ」とか「ドルアアアッ!」みたいになると、不必要なヘッドの慣性との戦いになって、それは全く持って意味のない運動と化すというのねー
なので「どるアア」よりはたぶん「スヒンッ」って感じのほうがいいと思うよー
(C) キングダム 集英社 より「ドルアとスヒンの違い」(ウソ)
キングダム読んでない人には意味不明でごめんねー
6-B-4-Bゼロアキュムレーション
このアキュムレーターの出力をゼロにする方法は、ショルダーターンを全く行わないか、第一アキュムレーターのみでプレイマリーレバーアッセンブリーを発動させることじゃ
6-B-4-C マキシマムトリガーディレイ
このアキュムレーターのタメを最大にする方法は、(ダウンストロークのショルダーターンのラグを最大化するために)スタンダードもしくはディレイドピボットを使用、さらにはスナップローディングアクション(7-19-3、10-22-C)、スナップリリース(10-24-E)、ピッチベーシックストローク(10-3-B)を使用するのじゃ
ヒッターとの本質的な違いはそのローディングの方法にある(7-19-1)
すなわちヒッターはバックストロークの動作に抵抗を始めるように切り返しのローディングを行うのじゃ
やっとアキュムレーション四つ全部終わったー
6章なげー